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好きな馬② キングヘイロー [好きな競馬]

キングヘイローという馬は産まれた時からすでに注目の的でした

1995年 父 ダンシングブレ-ブ 母 グッバイヘイロー との間に生まれた牡馬。

父は80年代欧州を代表する名馬で、母はアメリカでG1を7勝もした名牝。

注目度MAXの良血馬でした。

こんな良血馬の鞍上となったのが2年目ジョッキー福永祐一

福永祐一も、父は全国リーディングを9年連続で獲った人気のあった天才ジョッキーで、

良血同士という意味でも注目度が高かったのを覚えてます。

しかし当時の福永祐一は、まだ重賞も勝ったことがありませんでした。

共に成長していこうとういう感じですかね[晴れ]

しかも同期には今年、種牡馬としてもブエナビスタをだしたスペシャルウィークセイウンスカイがいました。

また外国産馬では、グラスワンダーエルコンドルパサーマイネルラヴアグネスワールドがおり、

他にもエアジハードウイングアローファレノプシスなど 後に最強世代と云われ、強豪ひしめく時代でした。

 

競馬ファンの注目する中、デビューから福永騎手のタッグでスタートし、

3戦目東京スポーツ3歳Sで、福永騎手は自身初となる重賞勝ちをおさめます。

順風満帆にみえるが、この勝ちを最後に福永騎手とのコンビではキングヘイローは勝てなかったのです。

一番人気で向かえた皐月賞の前哨戦で、上記の2頭に4馬身離されての3着と人気に答えられず、

本番皐月賞でも届かずの2着になってしまう。

期待されるも結果がつかず、挑んだダービーで予想に反し、逃げをうち、

直線半ばで失速・・・14着となってしまう。

そして秋の菊花賞でも5着と振るわず。クラシック三冠を全て逃してしまったのです。

 

翌年は鞍上を柴田善臣に変え、重賞を2勝。

勢いに乗っていくかと思いきや・・・G1を3つ続けて惨敗。

その後に坊主になって気合を入れた福永に戻しつつ、短距離、中距離で善戦するもG1は獲れず、翌年に繋げます。


6歳になり、期待され続けてもG1が取れない事から新境地開拓の意味で

ダートのフェブラリーSに出馬。

しかし、人気を背負うも失速。結果、13着とダートでの適性も見れずに終わってしまいました。

ここまで、僕は立て続けにキングヘイローを馬券に絡めて応援してましたが、一つもG1が取れずに終わるのかなとも考えていました。

同期の有力馬は着実にG1をとり、脚光を浴び、種牡馬としての生活も決まっている中、

徐々に話題になることも少なくなりつつあるキングヘイロー。 6歳を迎え、競争馬としても力をキープするのは残りわずか??

このままだと良血にも関わらず種牡馬としても・・・

そこで挑んだ11回目のG1高松宮記念。ここで、キングヘイロー唯一の冠が・・・こちら ↓↓↓

この時に2着に入ったディヴァインライトに騎乗していたのが福永祐一だった。

その後、短距離路線を踏み、最後の引退レースの有馬記念ではラストの上がり最速で4着に入り、

最後まで適性距離が分からず引退した。

冠1勝を掲げ、種牡馬となったキングヘイロー

G1馬、カワカミプリンセスローレルゲレイロを輩出している。

良血であるが故に、厩舎の人間達も苦労し、考え迷ったことで騎手をも成長させた馬であろう。

種牡馬としても応援している一頭です。[晴れ]


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